ニトベキク「キクイモ茶」
ニトベキクは、沖縄で100年以上前から栽培されています。
「菊芋 キクイモ」は芋を食用としますが、「ニトベキク」は葉を乾燥させてお茶として沖縄では「キクイモ茶」として古くから飲まれています。
キク科のなので花はキクのようです。
花木は大きく育ち1m前後育ちます。
お茶の香りは、同じキク科のヨモギと似ていますが、味は苦く 加熱するほど苦くなります。
その苦い成分が血圧降下に効果的なので、高血圧の方にお薦めで、沖縄では民間療法として昔から飲み続けられています。フーチーバー茶、ゴーヤー茶、サクナ茶、ニガナ茶など苦いものは同じような効果がでますが、「キクイモ茶」はお茶以外には食用して利用されないので、他よりお茶として有名です。薬効成分が足りないので、薬草には分類されていませんが、血圧の高い方は好まれて飲んでいる方が多いです。
このお茶を作っている方は、実際 痛風をこれを煎じて飲んで治したそうです。
煎じて飲むととても苦いので、最初は急須などで普通のお茶のようにして試してください。
効能を効果的にする場合は、薬草を煎じるように10分ほど煮立ててください。とても苦いので、胃腸の悪い方にはお薦めできません。